文章がそんなに得意じゃない女がワンマンについて真面目にブログを更新してみた。

 

どうも、やぎぬまです。

 

みなさまいかがお過ごしですか?

 

やぎぬまはというと、3周年ワンマンライブにむけて冒険に出かけます!!!と言い残し、ステージを離れてから4ヶ月半が経とうとしております。

 

冒険期間中、時間は腐る程あるんだから今のうちにたくさん遊びに行っちゃお〜〜〜とか思ってたのに、Twitterに流れてくるツイートは「 起きれた!ジム! 」ばかりでしたね。

 

遊びに行くような友達がいないことをすっかり忘れてました!うっかりうっかり!

 

 

 

 

というわけで、冒険期間中のひとつの目標にしていた”ブログを追いつかせる”を見事達成したため、こうして書き連ねております。

 

やぎぬまのブログを読んでくれるような人間は、ある程度やぎぬまの人間性をわかってくれていると思うので、かしこまらずに話しかけてる風で書きますね。

 

 

 

 

セルフプロデュースソロアイドルとしてのやぎぬまは、2018.5/27 新宿HEAD POWERでの1stワンマンから始まりました。詳しいことはブログを遡ったら書いてあるので興味ある人は読んでみてください。

 

ワンマンのタイトルは『 on your mark 』でした。日本語で”位置について”という意味です。1st シングルと同じタイトル。グループを抜けてちょうど一年。やっとスタートラインに立てたなぁ〜〜〜〜〜〜って日だった。

 

このときのワンマンで掲げていた目標は、『 次、ワンマンをやるときは全曲オリジナル曲でやりたい 』だった。

 

 

 

 

さて、本題にいくんですけども、みなさんのなかで”やぎぬまのライブ”ってどんな印象ですか?

 

 

なんとなく察しはついてます。

 

カオナシの格好で歌ってた 」

ハム太郎で背中の上を走ってた 」

「 ぬいぐるみがダイブしてた 」

「 全身タイツでライブしてた 」

 

きっとこんな感じですね。

 

 

ソロで活動を始めた頃、オリジナル曲が2曲しかなくて、カヴァー曲とかなに歌っていいかわからず、定番っぽい曲を歌う、わりと王道的なライブをしてました。初期の頃のアー写とかめっちゃアイドルしてたんですよ、えぇ。

 

そこから長いこと動員0か1みたいな日々が続いて、あるときOTA音というイベントに出会うんですね。ここからやぎぬまの試行錯誤の日々が始まりました。

 

定期的に同じイベントに出るのってたぶんOTA音くらいだったと思うんだけど、とにかく出演者が濃いし、ただ歌うだけじゃなくて、みんななにか1個あって、ステージとフロアが近い分、お客さん参加型なところがすごく楽しくて、開演からトリまでとにかくずっとフロアにいてライブをたくさんみて、浮かんだアイデアをすぐ取り入れて、そして出来上がったのがあのめちゃくちゃなやぎぬまなわけです。

 

基本ベースが配信者だから話すのが好きだし、アドリブとMCをメインにした構成のライブをしてて、だからこの頃のライブをよくみてくれていた人の記憶には、”よくわからん格好した女がフロアではしゃいでた”印象が残ってて、あんまり歌とかダンスの印象が残ってない気がする。

 

ちょうどこの頃、このライブスタンスでTokyo Candollを敗者復活まで勝ち進んだもんだから、このままこのスタンスでやっていこう、もっとおもしろくならなきゃ、っていう方向性に突き進んでいたんですね。

 

そのちょっとあと、敗者復活と同じO-EASTに立てるチャンスがやってきました。 (ちなみにこのライブはyoutubeで”やぎぬま”って検索するとiColonyさんの動画が出てきます)

 

普段、カヴァー曲メインで活動してて、この日もいつも通りのセトリを組もうと思ってたのだけど、「 配信が入っているからオリジナル曲のみでお願いします 」って言われて楽屋で頭抱えた。15分の持ち時間でオリジナル曲歌って7分余る。頭抱えながら台本書いて小芝居した。ライブが終わった。やれることはがんばったけど頭抱えた。別件で、もう一個大きな会場に出れるチャンスがあってメールを返してたんだけど、そのイベンターさんがその日会場にいたみたいで断りのメールがきてた。帰り道、死ぬほど泣いた。今まで生きてきた中で1、2を争うレベルで泣きながら帰った。

 

この日、カヴァー曲を封じられたら自分には武器がないことに気づいた。日々、応援してくれる人たちのおかげで出ることができたイベントで爪痕は残せなかったかもしれないけど、今のやぎぬまを作る上で大事なことに気づけた日でした。

 

 

 

そんで、よっしゃ〜〜〜〜〜〜〜オリジナル曲増やすぞ〜〜〜〜〜〜〜ってなったやぎぬまは、とんでもない勢いで曲を増やしていったんですね。

 

この大号泣事件の後くらいから、アイドルさんとの共同主催や、コラボ楽曲リリース、とんでもない数の主催を爆誕させ、月の半分以上をライブに費やし、とにかくがむしゃらに生きる日々をお送りするわけです。今考えるとなんであのスケジュールで生きてたのかわからん。死ぬぞ。

 

たくさん遠征にも行ったし、サーキットイベントも主催できたし、人との縁で信じられんほど成長させていただき、そしてたくさんの人に存在を知ってもらった。たぶん、OTA音出てなかったらこうなってない。

 

 

 

そしてやってくるんですよ、あいつが。

 

新型コロナウイルス

 

1月から毎月新曲発表をして、目標だった全曲オリジナル曲の2周年ワンマンを5/27にやるはずだった。3会場連動のサーキットイベントもやるはずだった。全部なくなった。なんならすべてのライブがなくなった。スケジュール帳がどんどん真っ白になっていって、当たり前に過ごしていた日常が、当たり前じゃなくなって、みんなにも会えなくて悲しみの極みの助になったわけです。

 

そして、配信ライブを始めたけどここでまた気づくんですよ。

 

 

”お客さんいないライブってどうやるんだ?”

 

 

オリジナル曲が増えても、基本的なライブスタンスは変わってなかったので、ほとんどの曲がコールが入ることを前提に作っていたし、やぎぬまはいつだってフロアありきのライブをしていたんだなぁと思い知らされるわけですね。なんもできない。ただ歌って踊ることしかできない。ただ歌って踊れれば正解っちゃ正解なんだけど、ほんとにただ歌って踊ることしかできないのよ。(語彙力)

 

歌唱力やダンスのクオリティが高い演者さんと並んだときの無力さがすごかった。

 

ワンマンライブが1年延期になって、ライブが思うようにできない中でなにか楽しいことできないかなっていろんなことしてみて、スケジュール管理能力が欠如してるからきっとこのままじゃ1年なんてあっという間だ、どうしようってなって、おっぱい天下一武道会の頃には冒険に出ること決めてた。(ここで唐突におっぱいというワード出てくるとウケるな)

 

馬鹿だから予定空いてると楽しくなっちゃってスケジュール埋めちゃうんですよ。そんな女が、日々を生きながら1年先のことに向かって準備するなんて到底無理。自分のことは自分でよくわかってるので絶対無理って言い切れる。0か100かなのよ。もしあのまま、今日まで日々のライブ活動と並行しながらワンマンを迎えていたら、

 

 

SE

やぎぬまさんといっしょ!

タイムマシーンに乗って(倍速)

やぎぬまさんといっしょ!

タイムマシーンに乗って(倍速)

 

 

みたいな攻め方のセトリでワンマンやってたと思う。なんも変わってないな。

 

そんで、声出せないなら楽器演奏しよう!とか言って人数分の楽器を入場のときに配って、ブレーメンの音楽隊タイムを作っただろうし、全身タイツ早着替えセトリとかやったんじゃないかな。知らんけど。

 

 

 

自分のライブの根本的なスタンスを見直さなきゃいけないという壁にぶち当たって、”adventur await"って曲を書いた。(ダブル・ピンサーってミニアルバムに入ってるよ)日本語で”冒険が待っている”って意味です。明日から冒険に出かけますんでワンマンライブまで待っててくれ〜〜〜って言ったあの主催ライブのタイトルもこれでしたね。

 

歌い出しが「 探さないでください 」なんだけど、探さなくても全然いたね。

 

笑うわ。

 

歌詞書いた頃の自分の予定では、冒険前主催からワンマンまで一切人前に出ないはずだったんだけど、気が変わってしまってSNS頑張ろう女になったのでこんな感じになった。

 

 

探さないでください!!!旅に出てます!!!!おはよ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!ジムにいるよ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!

 

 

(笑)

 

 

 

そんなわけで、対面ライブに出演せずにワンマンのことだけ考えて過ごしたのですが、振り付けや編曲、新曲など見所がたくさんあるのでちょっとご紹介タイム挟みます。

 

 

まず、振り付け!ワンマンに向けて新しく振りがついた曲たちは、Rikakoさんに振り付けしていただきました。Rikakoさんは、やぎぬまがグループで活動していた頃、2曲振り付けしていただいてて、今回振り付けつけてもらいたいけど誰に頼んだらいいんだ〜〜〜〜〜〜ってなって、グループの頃に会ったことあるあの先生のTwitterアカウントなんだっけ…って大捜索し、ご連絡しました。Rikakoさんにたくさん振り付けをつけてもらって言えることはただひとつ。とにかく最高なんです。難しくて頭抱える振り付けもあるけど、踊れるようになったら絶対にかっこいいことが保証されてるから練習も頑張れる。

 

 

【 Rikakoさん振り付け曲 】

はらぺこおにくむし

Hey!Hey!Bon!Bon!(イントロ変わってるよ)

『  』(対面ライブ初披露)

モクモク(対面ライブ初披露)

Day break(対面ライブ初披露)

コンビニ(初披露)

adventur await(初披露)

リナリア(新曲)

Reborn(新曲)

 

 

書き出してみて思ったけど初披露多くない???え???こんなあんの????Rikakoさんありがとうございます…涙ちょちょぎれ…どれもたくさん練習したから楽しみにしてて!

 

 

 

そして、編曲と新曲!楽曲面は、大鹿大輝さんにお願いしました。ミニアルバムのレコーディングからコラボ曲制作までたくさん作品を生み出してくれて感謝してもしきれません。音楽知識が全然ないやぎぬまのとんでもなくふわっとした、こんな感じが良くて〜ここをこうして欲しいんですけど〜を汲み取って叶えてくれる優しいお兄さんです。(いつも無理言ってすみません)

 

 

【 大鹿大輝さん制作曲 】

登場SE(初披露)

Hey!Hey!Bon!Bon!(編曲 初披露)

あいうぉんちゅー(編曲 初披露)

コンビニ(編曲 初披露)

adventur await(編曲 初披露)

リナリア(新曲)

Reborn(新曲)

 

 

え??????初披露多いな!!!!!!!え????書き出すとこんなあんのか!!全部製作間に合わせてくれて本当に神様ですありがとうございます涙ぁぁぁぁぁぁぁぁぁあ!!

 

 

 

新曲のリナリアは、花の名前なんだって!花言葉は”この恋に気づいて”

 

アイドル興味ない人が聞いたら恋愛ソングに聴こえて、アイドルファンが聴いたらガチ恋拗らせソングに聴こえる歌を作りたいです!って依頼しました。拗らせてるみんな〜〜〜!ぜひ聴いてね〜〜〜!

 

 

Rebornは、日本語訳で”生まれ変わった” "再生した”って意味です。

 

ソロで突っ走ってきて丸3年。いろんな壁にぶち当たって、今回4ヶ月半冒険に出ました。これまでとこれからを書いた曲です。やぎぬま作詞だよ。

 

 

 

 

 

 

人前でライブするの久々すぎて震えている~~~~~~~~~~~!4ヶ月半という時の長さがすでにめちゃくちゃハードルを上げにあげていてめっちゃ緊張なんですよ。前までのやぎぬまなら上がったハードルをくぐったり蹴飛ばしたりしてたと思うけど、ちゃんと飛び越えます。

 

5/27という日付にどうしてもこだわりがあって、今回平日開催となります。こんな大変なご時世で、しかも時短になってる平日のワンマンなのに遊びに来てくれる人々、ありがとう。そして、配信で観てくれる予定の方もありがとう。

 

出会った時期も、応援の度合いもバラバラだと思うけど、いつも応援してくれているみんながいるから人生に生きがいを感じながら日々楽しく過ごしています。1回しかない人生で、これだけすべてをかけれるものに出会えたやぎぬまはとても幸せだと思う。いつもありがとう。人間としてダメな部分もたくさんあると思う。朝起きれないし、洗い物嫌いだし、買うものすぐ忘れるし、女と仲良くするの難しいし、配信がおしとやかじゃないし。

 

やぎぬまの人生はすでにとても楽しいです。でもそれ以上に、みんなの人生が、やぎぬまが現れたことによってスーパー楽しくなってもらいたい。ひとりの女が、泥臭く夢を叶えていく瞬間を一緒についてきてくれたら嬉しいです。

 

みんなと、ずっと、醒めない夢を。

 

3周年ワンマンライブで会おうね。

 

end